Difficulty sustaining the engine on the Lockheed Martin F-35 Lightning II Joint Strike Fighter (JSF) is contributing to a higher cost per flying hour than originally anticipated, a former programme official and a government auditor have noted.

by Pat Host

JANE Defense News(原文はこちら) : 14 JUNE 2021

A F-35B accelerates on the ski ramp aboard HMS Queen Elizabeth on 8 June. Difficulty sustaining the F-35's engine is contributing to a higher cost per flying hour than originally anticipated, according to a former programme official and a government auditor. (3rd Marine Aircraft Wing)

 ロッキードマーティンF-35 Lightning IIジョイントストライクファイター(JSF)のエンジンを維持整備するのが困難なため、当初の予想よりも飛行時間あたりのコストが高くなっていると、元プログラム関係者と政府の監査人は指摘しています。

 ロッキードマーティンのオフィシャル(当局)は、6月10日、テキサス州フォートワースにある同社のF-35生産施設で、記者団に、航空機の飛行時間当たりのコストは、2021ドルベースで、US 33,000ドル、2021年ドルベースで、US 38,655ドルであると報告した。

 匿名を前提に、何の規制もなく自由に話すことができるという元F-35プログラム関係者の一員は、6月9日ジェーンズ(出版会社)へ、当初のコンセプトによれば、プログラムが現在のステージまできたときには、航空機の飛行時間あたりのコストは、2021年ベースのドルで、US 25,000ドル(初期運用機能で運行―IOC)からUS30,000ドル(完全運用機能で運行)の間ぐらいになると予測していたと語っています。この飛行時間あたりのコストは、新しい(改善された)ロッキードマーティンF-16ファイティングファルコンに匹敵すると思われていました。